裕治君に 吉備津神社と 吉備津彦神社見せてやりたいんじゃ
その店の前に 旨い饅頭があってのぉ…
どうせ自分の分しか買わないくせに
買ってもらったら 家来じゃと思われるのも嫌だけど

何故ここに連れて来たか

この神社名を書いた石
横には 犬養毅の文字が
この辺りの土地一帯が 犬養家の土地じゃったんぞ
犬養毅 第29代内閣総理大臣やぞ
岡山からも総理大臣出とるんじゃけぇのぉ
それが言いたかったんかい
そういえば 暗殺された人やねぇ……
で自慢したくても 記念館には行かないぞ
犬養木堂記念館にはね
旧犬養家住宅(木堂生家)
昭和53年(1978)国指定重要文化財指定
犬養家は代々この地方の大庄屋や郡奉行を務める旧家でした。木堂生家は、昭和51年に犬養家から岡山県に寄贈され、㈱大本組の創業70年記念事業として無償施工により解体修復されたものです。
修復前は、19世紀の家相図(国指定重要文化財)に見られるように改造されていましたが、柱や梁の跡などをもとに、正徳年間(1711~1716)に立て替えられた4代目源左衛門の時の姿に復元されています。
しかし タダと言うのが岡山は好きだねぇ…

では 話を吉備津神社に戻して

こちらからだと
石段が続きます
反対側からだと
なだらかな長い 廊下ですが…

ここでも ライオンさん長いお祈りをしていました
どうしたんだろう?
これからの天下り先を頼んでいるのだろうか
それとも
来週 東南アジアて遊んでくるというから
空の無事を祈っているのか
それとも お相手を……

5年前にあった 千代の富士の 写真がまだありました

そして ココでは
5000円
税金がかからないからか?

本殿

こちらは 祈祷所

そしてこの長い廊下を

途中にあるのは

えびす宮

岡山では 商売繁盛笹持って来い
なんていうのは無いのか?

そして ここ
岡山のテレビで見て
来たかったらしい
それを さも 知っているような口調で
ここの祈祷はのぉ…

五月蠅いので この人形は
背に隠して
ライオンには見せないようにしてました

鳴釜神事という特殊神事
テレビで見たのはこれだったのですね
ただ…
御釜殿祈祷 一件 3000円
この一行に 固まってました
ただで見れると思っていたのでしょうか?

そのうえ
受け付けは二時 見学は三時まで
これを案内したかったなら そのぐらい調べておけよ
鳴釜神事は吉備津彦命 に祈願したことが叶えられるかどうかを釜の鳴る音で占う神事です。
この神事の起源は御祭神の温羅退治のお話に由来します。
命は捕らえた温羅の首をはねて曝しましたが、不思議なことに温羅は大声をあげ唸り響いて止むこと がありませんでした。
そこで困った命は家来に命じて犬に喰わせて髑髏にしても唸り声は止まず、
ついには当社のお釜殿の釜の下に埋めてしまいましたが、それ でも唸り声は止むことなく近郊の村々に鳴り響きました。命は困り果てていた時、夢枕に温羅の霊が現れて
『吾が妻、阿曽郷の祝の娘阿曽媛をしてミコトの釜殿の御饌を炊がめよ。もし世の中に事あれば竃の前に参り給はば幸有れば裕に鳴り禍有れば荒らかに 鳴ろう。ミコトは世を捨てて後は霊神と現れ給え。われは一の使者となって四民に賞罰を加えん』
とお告げになりました。命はそのお告げの通りにすると、唸り声も治まり平和が訪れました。
これが鳴釜神事の起源ですが。
お釜殿にてこの
神事に仕えているお婆さんを阿曽女(あぞめ)といい、温羅が寵愛した女性と云われています。
鬼の城の麓に阿曽の郷があり代々この阿曽の郷 の娘がご奉仕しております。
またこの阿曽の郷は昔より鋳物の盛んな村であり、お釜殿に据えてある大きな釜が壊れたり古くなると交換しますが、それに奉仕す るのはこの阿曽の郷の鋳物師の役目であり特権でもありました。
ここで自分に関係するから
連れてきたかったんですね
昔 祖先が凌辱した村の娘さんを見たかったんですね…